キングセイコーのメダリオンは本物?純正品と社外品の見分け方

ヴィンテージのキングセイコーを探していると、裏蓋中央に金色の「メダリオン」が付いたモデルを見かけることがあります。

キングセイコーらしさを感じられる特徴的なパーツですが、現在流通している個体の中には、純正ではない社外製のメダリオンが取り付けられているものもあります。

一見すると非常によく似ているため、写真だけでは判断しにくいこともあります。

今回は、実際のメダリオンを比較しながら、純正品と社外品を見分ける際に確認したいポイントをご紹介します。


キングセイコーのメダリオンとは?

一部のヴィンテージ・キングセイコーでは、裏蓋中央に金色のメダリオンが取り付けられています。

「SEIKO」の文字、大きな「KS」のロゴ、その下にマークが配置された特徴的なデザインです。

長い年月の使用によって傷や摩耗が生じたり、メダリオン自体が欠損してしまった個体も存在します。

そのため、中古市場では交換用の社外製メダリオンも流通しています。

時計を購入するときには、メダリオンが付いているかどうかだけでなく、そのメダリオンが当時の純正品なのかも確認したいポイントです。

※下記の画像は偽物のメダリオンです

見分け方① 「SEIKO」の文字を見る

比較すると分かりやすいポイントの一つが、上部にある**「SEIKO」の文字**です。

純正メダリオンでは、「SEIKO」の文字の輪郭が比較的くっきりとしており、細かな部分まで形がきれいに出ています。

一方、社外品では文字の輪郭がやや甘く見えたり、エッジや文字の形状に違いが見られる場合があります。

特に拡大して見ると違いを確認しやすいため、購入前に裏蓋の鮮明な写真を確認することをおすすめします。

見分け方② メダリオンと裏蓋の「段差」を確認

もう一つ、非常に分かりやすいポイントがメダリオンの取り付け部分です。

純正品では、メダリオンが裏蓋のくぼみにきれいに収まり、裏蓋との一体感があります。

それに対して社外品では、メダリオンの厚みやサイズなどの違いから、取り付けた際に裏蓋との間に不自然な段差ができることがあります。

正面からの写真だけでは分かりにくいため、可能であれば斜め方向からも確認してみましょう。

「メダリオンだけが不自然に浮いているように見える」という場合は、一度確認したほうがよいポイントです。

見分け方③ KSロゴやマークの形状も比較する

中央の大きな「KS」や、その下にあるマークも確認します。

社外品も非常によく作られているものがあり、一目見ただけでは純正品との違いが分からない場合があります。

そのため、

  • SEIKOの文字の形・鮮明さ
  • KSロゴの輪郭や立体感
  • 下部マークの形状
  • 表面の質感
  • メダリオン外周の仕上げ
  • 裏蓋に取り付けた際の段差

など、一か所だけではなく複数の特徴を総合して確認することが重要です。

「きれいだから偽物」とは限りません

ヴィンテージ時計では注意したい点があります。

メダリオンが非常にきれいだからといって、それだけで社外品とは判断できません。

反対に、経年変化や摩耗があるから純正品とも限りません。

保管状態や使用状況によってコンディションには大きな差が出ます。

また、キングセイコーには複数のモデルや年代が存在するため、今回紹介した特徴だけですべてのメダリオンの真贋を断定できるわけではありません。

購入を検討する際は、メダリオンだけでなく、ケース番号やシリアルナンバー、文字盤、ムーブメントなども含めて総合的に確認することが大切です。

ヴィンテージ・キングセイコーをお探しの方へ

ヴィンテージ時計は、同じモデルでも一つひとつ状態が異なります。

ウォッチポートタウンでは、ヴィンテージセイコーを中心に、時計修理職人が状態を確認した時計を販売しています。

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